すらの部屋

あ、あ、あ、こんにちはすらです

よだかの星

こんにちは、すらです。

 

今日は僕の好きな本を紹介したいと思います。

 

宮沢賢治よだかの星

 

多分知ってる人がほとんどじゃないかな?知らんけど(最強の言葉)

 

まぁ簡単に言うとよだかって呼ばれてる鳥がいて、「お前は夜と鷹から名前を借りているんだ、返せ」「お前はなんて醜い見た目をしてるんだ」なんて言われてる鳥でした。

でもよだかは優しくて、落ちてる小鳥を巣まで戻したり。でもその親からは盗人だと思われて笑われて。

 

まぁ、それだけあれば死にたくはなりますよね。

 

兄弟に別れを告げ、空高く飛んで「お日様お日様、私をあなたの元へ連れてってください。こんな醜い私が灼けても綺麗に光になるでしょう」と叫んでは大地に落ち。

また空高く飛んで次はオリオン座に頼んだり、大熊星に頼んで、また大地に落ち。

 

最期は鷹のような叫び声を上げ、羽は痺れ、くちばしには血が流れ、昇ってるのか降りているのか分からないまま、静かに星のように美しい青い光になって今も燃え続けている。

 

 

そんな話です。

 

暗い話ですよね。ハッピーエンドか、と言われたら微妙ですよね。よだか自身にとってはハッピーかもしれないけどどこか暗いような。

 

でも僕は好きですよ。

人間関係のことで落ち込んでる時はよだかを自分に置き換えてみましょう。もっと落ち込めますよ。

 

なんてのは冗談ですけど。

 

一人が好きなんですよ僕は。かなりの寂しがり屋だけど。じゃあどっちだよ。

孤独感を感じたい故に一人ぼっちっていう感覚に擬似的になりたい時があるんですよ。変わってるよね。

友達だっているのに一人ぼっちになりたいんですよ。城にいるお嬢様が城を飛び出して自由に遊びたい、みたいな。

そういう時によだかの星を読んでよだかを自分に置き換えて悲しい孤独な自分を演じるわけですね。

嫌な事全部忘れて自由になれるなんていい現実逃避ですよね。好きです。

 

別に病んでるとかじゃないので気にしないでください!僕は元気です!!