In The Realms of the Unreal
こんばんは、ちょっと空いた時間をブログに費やすのも結構楽しいです。
ヘンリーダーガー、という人物を知っていますか。
彼もまたアーティスト、まぁ画家、作家です。
彼はこの世を去った後に有名になった人です。死後有名というとゴッホがまず頭に浮かんだんですけどゴッホは癇癪持ちだったらしいです。だから売れなかったのかは不明ですが。
話がそれました。
彼の代表作で『In The Realms of the Unreal』というものがあります。日本語に訳すと『非現実の王国で』
ちなみに、世界一長い小説って呼ばれてます。内容はあまり詳しく知らないです。読む機会があるかは分からないけど0から見たいので。中々手が出しにくいんですよね。長すぎるので。
ヘンリーダーガーがなぜ死後有名になったのか。
彼が亡くなった後、知人が彼の家の遺品整理して家を訪れたら数え切れないほど大量の紙がそこにありました。そこには絵やたくさんの文章。
彼は作品を作ってたんです。誰にも知られず。1万5000ページの原稿と300枚を超える挿し絵。中には3メートルを超える大きさの絵もあったそうです。1人部屋の中でこもって60年以上も。80歳で亡くなってるので20歳あたりからずっと描いてたんでしょうね。だから死後有名になった。
普通、作品作ったらみんなに見せたくなりますよね、いわゆる承認欲求に近いような。でも彼はそれよりも作品を生み出すことに価値を置いて書き続けた。
これが創作家の本来あるべき姿なんだ、って言ってる人もいました。
それほどまでヘンリーダーガーが人生かけて作ったこの『非現実の王国で』 僕も読んでみたいです。長すぎるけど。1万5000ページって。読めませんよ。
僕もヘンリーダーガーみたいに承認欲求とかを捨てて自分の楽しみのためだけに色んなことをしたいって思ってます。曲作ったり演奏したり。